大物・大型の鋼板、鋼管、丸鋼材、各種機械加工

金森興業(株)の前会長であり私の父でもありました金森安彦が令和6年7月に永眠致しました。これまで前会長の背中を見つめて事業に携わり、令和3年からは代表取締役という立場でそれまで以上に日々の舵取りの一端を担って参りましたが、実際に経営の大黒柱を失ってみますと、やはり様々な不安や戸惑いを感じる事の多い毎日です。それでもお客様各位、並びにメーカーの皆様方にご迷惑をおかけする事のないよう細心の注意と心からの誠意をもって事にあたって参る所存です。今後とも倍旧のご理解とご支援を賜りますよう、切にお願い申し上げる次第です。
弊社は1921年（大正10年）の創業以来100有余年、紆余曲折を経ながらもお客様各位、並びにメーカー各社の多大なるご支援・ご協力にも支えられ、鋼板・継目無鋼管・溶接鋼管・丸鋼と多岐にわたる品種バリエーションと広範な加工技術を併せ持つ鉄鋼の在庫・加工販売企業として現在の立場を築いて参りました。時代は変わっても“産業の米”としての鉄の存在価値は不動であると確信しており、鉄に対する感謝と敬意の念をもって加工技術に一層磨きをかけ、「お客様満足度」をより一層高められるよう社員一同、弛まぬ努力と研鑽を重ねていく所存で御座います。どうぞ今後ともご愛顧いただければ幸いです。

故金森安彦社長（当時）の後任として令和3年9月より金森興業(株)の社長を拝命して早や丸3年が経ちました。多くの不安を抱えながらの船出でしたが、ここまで何とか大過なく乗り切れたのではないかと感じております。これもひとえにお客様各位、並びにメーカー各社のご支援とご協力のおかげと感謝しております。
新型コロナ緊急事態宣言が2023年5月に終了し、ようやく落ち着いた日常生活を取り戻せるはずでしたが、ロシアによるウクライナ軍事侵攻の長期化によりエネルギーや食料品、基礎資材、さらには物流に至るあらゆる分野の物価高騰が個人・企業を問わず重くのしかかっております。なかなか先が見通しづらいご時世ではありますが、弊社といたしましては経営理念でもあります「世のため、人のため」の具現化に向けて徹底した工夫と挑戦をモットーに、社員個々の加工技術のブラッシュアップ・多岐にわたる設備能力の最高効率化・在庫をはじめとした経営資源のより戦略的な運用などを通じて「お客様満足度」を一層高めるべく、全社一丸となって取り組んで参ります。これからも変わらぬご理解とご協力を切にお願いする所存です。